ストレス解消に八女茶で練香を作りました

旅日記

2021年11月、秋は人恋しい季節…

じっとしているより、楽しかった、思い出の地の八女を訪ねて、心も、体もリフレッシュ出来ました。

自然の中では出会いや発見がある

先日、小春日和の爽やかな、風にいざなわれて散歩をしている時…

ふと!感じたのですが、この頃、排気ガス臭で打ち消されていた街に漂う香りが少し自然のかおりが!!

それは、玄界灘の潮風と、松や、銀杏のかおり…

少なくなったとは言え、排気ガスのかおりが融合する博多の街中のかおり…

 緑に振れ食べた思い出の地

かおりの記憶の力は凄いです!!

素敵な事を思い出す事が出来、嬉しくなりました。

以前、友人と八女で、茶を摘み、天ぷらを食べさせてくれるイベントに参加した時の事です。

豊かな自然の中で一日過ごし、摘みたての茶葉の天ぷらを頬張り、お腹いっぱい心行くまで食べ、すっかり気分が良くなり、家族の待つ自宅に戻った楽しい時季の記憶がよみがえりました。

抹茶&ほうじ茶ジラード

お茶村さんのお店で、抹茶の製造販売を始めたとの事で、その抹茶で出来たジェラードと、緑茶を頂きました。

女社長お勧めの、抹茶と&ほうじ茶ジェラードについて、店主の話を聞く事が出来ました。

このジェラードを思考錯誤し、開発して販売にこぎつけるのに、とても時間をかけたとの事でした。

例えば、いかにして、ほうじ茶本来のかおりと濃くを引き出すか?

いかにして、八女茶特有の爽やかな香りとまろやかなお味、そして、抹茶の色をジェラードとして閉じ込めるか?

色良し、香り良し、味よし、くちどけ良し、開発に余念が無い…

このジェラードだけを食べに来られるお客様も少なくはないとのこと、確かにジェラードを召し上がっているお客様で賑わっていました。

上記は金の入った爽やかなお茶の香りと、口の残り香がこってり甘いまろやかなお味と、香り…大満足です…

源氏物語で知る香遊び

昔の人々はどの様に健康維持を行っていたのでしょうか?古から伝わる芸道から、ひも解いてみました。

日本には3代芸術と呼ばれている茶道・華道・香道があり、部活や、カルチャースクールでも人気です。

その人気の一つの、香道は、東アジア文化で珍重され、育まれていた、香薬の舶来品を「翫なむ」事から、始まりました。

そのお香遊びは香薬を使い、健康維持や、嗜み、教養として発展し、やがて、香道として、大名に広がり現在に至ります。

当時は、香木を切った粉や、木片、硬い貝や、丁子などのスパイスを砕く大変な作業から自分たちで、準備していた様です。

貴重で、贅沢品であった香油、スパイスの丁子や、桂皮は、現代人の私達は、スーパーで購入できるようになり、香道で使用するお香は、その材料として、お香の老舗や、ネットで手軽に購入できますし、何より良い事は、誰でも身近で学ぶことが出来る開かれた時代になりました。

食べた貝を砕き茶で香作り

ガリガリ砕くだけでも香り立つ芳香を味わい、食品以外の楽しみ方の発見との出会いは心も弾む事でしょう。

例えば、固い貝を、丁子・桂皮(シナモン)スティックも、もったいないと思いながら、捨ていませんか?

但し、スパイスは、刺激が強いので、目に入ったり、皮膚にかかると炎症を起こす可能性や、鼻の粘膜に刺激を与えすぎるまたは、アレルギーを引き起こすと危険なので、注意が必要です。

お子様と手軽にできる事は、と言う事でしたら、ご自身の好みの果物の皮、ジャム、アイスクリーム、お茶もありもす。

お茶は、長く置いたり、湿気て、香りが変化した場合でも、少し煎り直すと、美味しいお茶に戻りますので、美味しく頂けますが、チョツト贅沢にお香を作り、その香気を楽しんでみては如何でしょうか…

趣味の抹茶練香のレシピ

材料

お茶 1g・緑茶・紅茶・ほうじ茶等、ご飯 スプーン小1、蜂蜜一滴、岩塩少々

作り方

①すり鉢にお茶を入れて、ゴリゴリ粉にします

②①にご飯と蜂蜜を炭を入れて練合わせて出来上がり

好みで、桂皮や、丁子のスパイスを入れると豊潤な香りになります。

本来は、白檀や、沈香が主で作っていますが、今回は、芳香の良いお茶のレシピですが、我が家で子供と一緒に作る時は、お茶も当然ながら、フルーツの香りや、アイスクリームを利用して、楽しんでいます。

楽しみ方:アロマポットや、茶香炉で温めて芳香を楽しめます。

練香

下記は現在でも、六種の薫物と親しまれている練香です。

デパートや、老舗お香屋さんには、老舗独自に伝わる伝統の香りが並んでいます。

お茶さんでも購入することが出来ます。

昔ながらの茶畑

今回、案内して頂いた、女社長の大石さんによりますと、八女や星野村には、昔ながらの茶農家さんが頑張っていらして、それぞれに伝わる農法で同じ八女茶でも、香りや、味が異なり、楽しめるとのことでした。

香りの活動の仲間で情報を共有しているのですが、日本全国に昔ながらの茶畑があり、種類も豊富で、私達日本人は緑り豊かな大地を肌で感じ、他では入手できない、お茶を楽しむ事が出来、本当に贅沢だと思います。

上記の写真は八女茶畑展望台から

お茶村本店

今回、案内してくださった大石さんの経営するお店、お茶村さんです。

駐車場は、無料で敷地内に、皆様自由に止めていらっしゃいました。

アクセスは下記の通りです。

お茶村さんのお店で、八女の茶畑や、茶農家さんについてもお話を聞いたりと、試飲しながら八女茶についてまなんでいました。

各お店で、気軽に訪ねてみられ、八女茶 味比べを行うのも楽しいです…

そして、好みの香りや、味が見つかり素敵な旅の思い出が出来るといいですね。

最後に

八女茶の旅、大満足した。

香道の香りを分別する基準の一つに、一味に余韻が長く、続く事を香木を極品香と呼び、今回頂いた八女の抹茶の香りは、実に極品な味わいでした。

余韻は爽やかで、まろやかな抹茶の香りと、懐かしさがよみがえる、えも言われぬ、ほんのりミルキーな口当たりのジェラード…

5月の新茶摘みに行こうかな…

おまけ「琴(そう・こと)」♪

Google検索 伝統音楽デジタルライブラリー 琴(そう)を鑑賞しながら

2021年11月10日

おしまい・・・

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