節分の日に鬼を払うトベラとは?由来や使い方などご紹介

神社仏閣

今日は2022年2月3日、節分の日に向けて、一昨日高知県宿毛市のスーパーで知り合った老婦人婦人お勧めの節分用の豆と、トベラを購入しました。

その老婦人から教えて貰いましたトベラについて纏めてみました。

トベラとはその由来

トベラの葉

海桐花(トベラ)は、一年中緑の葉を楽しませてくれる葉です。

トベラの葉の香りですが、葉の分子を壊さないように優しくおりますと、瞬間的に、若葉の苦みと、酸が強く、柑橘様の香りを感じます。

上記の写真トベラです

トベラで浄化しています・・・

トベラの花

六月には可愛らしい白い花を咲かせて、梅雨時期、雨上がりの夕暮れの吹く風がとても懐かしく想う、甘く官能的で、グラースのジャスミン様を想う香りです。

由来

出会った老婦人によりますと、そのむかし、ご婦人のおばあさんに、訪ねた所、「玄関の戸に挟むことから、トベラと言われていて、トベラは魔除けに使われてい、葉を燃やすと、パチパチと独特の音がし、その音で風邪、鬼を退治してくれる」と聞いて、老婦人も行っているそうです。

使い方

上記写真の様にトベラを玄関脇に取り付けました。

トべラを燃やして、鬼を追い払うと言う事でガスで勢いよく火をつけました…

焚きますと、パチパチと音と共に不思議な鼻腔を通過して油断していますと、残り香は脳をツーンと一撃します。

上記は部屋の中での実験写真

そして強いピネン系の鼻をつく香り、独特な動物臭の残り香が長く漂います・・・

最初は、プロパンガスを消してあとの匂いかと、戸惑いました。

香りで鬱憤をはらす

香りは、その人の住む環境で育まれます、よって、同じ香りをかいでも、同じ印象表現は余り、期待できません。

それが、香り表現の楽しいところです…

よって、トベラを燃やすことにより、我が家では、個人の行動意識がどのように変化し、心理的に鬼払いが出来たかの実験場面と、その様子をお伝えしたいと思います。

下記は私の香りの印象です

いぶしたアンモニア臭の匂いと、温めたプラスチック臭…陽光を浴びたコールタール臭

例えば、植物の樹脂が発酵した時に発する匂いの交じり合った複雑な自然臭を放します…

そう言えば、坂本龍馬は燃やしたのかな…

長老と出逢う

本日、偶然出会った、植物や、地域の歴史に強いと聞いていた、長老に話しを伺う事が出来、纏めてみました。

その長老によりますと、「むかし、むかしのおばあさんによりますと、温度で、トベラの葉の中には水分が多く含まれていて、その水が大きな音をたて、弾けるのだたと、聞いたことがある」と…

また、昔は、地域の各家庭の玄関先に、このトベラを魔除として、当たり前に植えていましたが、何故か?現在は玄関先では殆ど見なくなったと話されていました。

個人的には、龍馬時代にも伝わり聞く、良い言い伝えは残したいです。

しかし、今は、実験であっても、行わない方が良かったかな?と反省しています。

何故なら、田舎育ちのあるじ君は、たいていの匂いでは驚きませんし、逃げませんが、部屋中が、煙たくして、目を刺すほどの痛みを感じるほどでした。

帰宅したあるじ君は、怪訝な顔をして、機嫌を損ね、切なさそうにして、「意味わかりませんと・・・」一言残して、一人で夕暮れの中に出かけてしまいました…

上記の写真夕映えの中、あるじ君、いまいずこに・・・

未だに部屋中に煙と匂いが漂っています。

トベラの激しく弾ける音に、モチベーションが上がり、良く考えもせずに、火を焚く実験を行った事は本当にやりすぎでした。

私に潜む鬼退治

今、気がついたのですが、いつもの私でしたら、あるじ君の不機嫌で、切なさそうな顔、そして、何も告げずに出かけて行く姿をみましたら、私は否定されたような、気がして、怒りの感情や、切なさで気持ちがいっぱいになっていたのですが、本日は全くありません。

私はいつも、あるじ君や、家族に、不機嫌の時の顔は、鬼婆の表情になると言われていましたが、良く理解できました・・・

私の中にある微妙な心の歪みの情熱が、鬼に変化するのだと言う事に気が付きました。

そう、私は自分の中に潜む、鬼と戦ったのだと思います。

今回の、実験では、変な感情の癖に気がつく事のできた節分の日の前夜祭ができました。

明日は、私の中に潜む鬼が全て、退治できたかも含めて、節分にいどみたいと思います。

明日の朝は、ネアンデルタール人時代から神に捧げた…感謝のお香・・・

愛に満ちた、祈りの香りと聞く素敵な花や、木やスパイスを焚こうかな…

野に山に拾いに行こうと!!

最後に

時に、香りですが、確かに鼻腔や、顔がひりひりする酸の強い煙なのですが、鬼を退治してくれる貴重な妖精の匂いだからでしょうか?

私は、意外と好きです…

それは、私の中にある、鬼に気づいたのですから・・・

それに、なんだか知りませんが、伝統の知恵のおかげでしょうか?

頭がスッキリしているのです・・・

話しは代わり、トベラの花言葉が素敵なんですよ、慈しみ…!!

香りもそんな感じです、何だか、強く深い自然の香りでした。

節分の日について書いた、前夜祭の様子を公開致します。

本日の豆まきは、鬼に優しくまきまーす。

おしまい…

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