沖縄那覇空港から車で15分程度で、サンゴ礁の崖に佇む、波上宮がありました。
この辺りはパワースポットとして、現地の人々に神聖な場所で、疲れた時や、祈りたいときに気軽に訪れる場所として、地元の人々に親しまれています。
今回は沖縄で昔から、言い伝えのあるガジュマルと、地元で人気のパワースポット2選をご紹介いたします。
ガジュマルは精霊の神々の長老
ひんぷん(旧家の敷地内入り口には風除けとして)ブロックで囲い大切にされていた。現在は沖縄名護内入り口にある、巨木は名護市の風除けとしての役割を現在でも果たしています・・・
長寿の巨木は、灼熱の太陽、潮風に煽られてもびくともしない力強いこの存在感はみごとです。
上記の写真は、沖縄に訪れた時に案内してくれた方からの贈り物です。
実に力強い、琉球王、・・・人々はこのガジュマルにどのように語りかけたのでしょうか・・・・
以前沖縄のおばーさんに教えて貰っ事があります。
「ガジュマルの前で愚痴を言わない事、ガジュマルが全部聞いていさ・・・叱られるからよ・・・」
言霊のことかな・・・
ガジュマルの前に立っていますと、だんだん自分が小さく思えて来ました。
ガジュマルは威厳があり、前に立つと、神聖な香りが頬を伝う、思いっきり深呼吸をして聖霊の風に身を任せてみました・・・
空気が澄んでいると、樹木が放す呼吸でしょうか?光り輝き美しい彩が写真で分かります。
地球ならではの、贅沢な森林浴…このようにして、昔の人たちは自然の美しさに神秘を感じ、敬意をはらっていたのかもしれませんね。
私は空気の美味しさに、呼吸も時間も忘れてしまいました。
そんな穏やかな時間が流れました・・・帰りの際は、森林浴のおかげでしょうか…頭がすっきりとしました。
波上宮
古から、祈りの聖地として、またその御利益が言い伝えられています。
それ故、沖縄では、現在でも、なんとなく、祈りたくなると、波上宮に立ち寄り、手を合わせて海で足を清める習慣があるそうです。
正月、元旦は沖縄各地から、この波上宮で日の出を迎え、お詣りする場所としても親しまれています。
波の上ビーチでダイビング
11月だと言うのに日差しは、和らいだとはいえ、肌を突き刺す陽気、那覇市内でダイビング客であふれていると言う波の上…
沖縄では、元旦は、波上宮に隣接する、この波の上ビーチで足を清めるとか・・・
観光客でしょうか?泳いでいる人々がいます。
市内でダイビング体験が出来るとは、サンゴ礁で出来た、島ならではですよね・・・
私も若い頃、慶良間島でダイニング体験を行った事が有りますが、その海底の美しさは、水族館で見る風景そのものでした。
私が、海底を散策している頃に、地上では、スコールが降り注いでいましたが、水面ぎりぎりで泳いでいる、熱帯魚は、スイスイ優雅に泳いでいて、海底の魚たちには無縁の騒ぎ。
サンゴ礁に夢中になっていた私は、ダイバーが地上を指して、その美しさを見る事が出来ました。
その、目に入った美しい風景は、青や・緑・ライトブルーの可愛らしい熱帯魚ちゃんが優雅に泳ぎ、七色のシャワーが、降り注いでいる様でした。
ダイビング体験、お試しあれ!!!
因みに、私はかなづちです。
波打ち際でさざ波と「言葉遊び」
波の上を散歩していると、ふと、波の音と共にさざ波…と言う言葉が脳裏に浮かびました。
今日は、さざ波の音が、頭の中で、巡り、いつもの癖で、海や水、自然に触れると、さざ波と言う、言葉遊びがはじまります。
若い頃は、友だちと、歌ったり、しりとりをしたりと、楽しんだものです・・・
そう言えばこの言葉が好きで、小学生の頃、さざ波と覚えたての辞書引きを友達と競争して出し合ったこともありました。
細かに立つさざなみとは?…どんな感じがする?足元に感じている、感覚・・・
さざれなみとは?…ほんのり生暖かい肌感覚、少しずつ波の鼓動が私の心臓部分へと近づいて行く感覚・・・
心の底からはかり知れぬさざなみ…なんといって良いか分からない、言葉で言い表せない、虚しさを覚える・・・等など・・・友達と言葉遊び、楽しんだものです。
那覇市内に孔子廊が祀られていました
琉球と中国の交流で、学問、医術、芸術、貿易と琉球の華やかな時代を忍ばせてくれる場所で、現在は学問の神様としてスポットになっているとのことでした。
私達が訪問した時には正門はしまっていましたが、両側の入り口から入り、参拝出来ました。
【公設市場】沖縄の薬草とお祝い食
沖縄那覇市内に戦後できた公設市場がある、70年の歴史を堪能できるどこからか流れてくる民謡で華やぎ、高齢化した店頭に座る女性(オバー)たちで活気溢れている。
馴染みのある客との会話は地元の特産になっているウコンや、薬草を支流に会話が弾んでいる…
そう言えば、平安時代から公家の嗜みでの練香と言う、源氏物語にも出てくる薫物のお香に使われたされる薬草が沖縄の特産である。今回の旅はその薬草もゲットする旅でもある。
時代を遡る事1460年、尚泰久王時代、琉球の貿易は香木の香りの文化史にも残されている。
琉球王国の第一尚氏・尚泰久王は世界に目を向け貿易を盛んに行い、鎖国時代の大和とも、貿易を行っていた…
その名残であろう、沖縄は薬草も豊富であるが、市民が日常に取り入れて知識も豊富である、沖縄の長寿は先人から受け継ぐ知恵である。
上記の写真の写真は辺野古辺りの売店で見つけました。
【木の葉を乾燥させた物ですが、スパシーな、桂皮の香りがします】体に良いと、わざわざ沖縄に探し求めて来られる方がいらっしゃるそうです。
実は、私もその一人です。
勿論、ブレンドした薬草茶はごちゃ混ぜ沖縄流(チャンプルー)の哲学ですが、香りも決して悪くなく飲みやすくて美味しいです。
早々、お香の材料である生の秋ウコン、生の春うこん、乾燥やまくにぶを購入しました。
平安時代は、公家はこの香りを楽しんでいたのかな?
どのような香りになるだろうか?琉球から取り寄せたのかな?
公家のオリジナルブレンドの香りとはどのような香りだったんだろうか?
次から次へと解決したい事が浮かんできて、考えるだけでもワクワクしてきて、ツイ買い物が増えてしまいます。
そこで、公設市場の店主のオバーさんに、色々質問し、解決してもらいました。
オバーさんによると、やまくにぶと言う薬草で芳香材にもなり、虫よけで着物箪笥に入れておくそうだ…昔は、侍や、姫君が着物タンスに入れていたとか・・・
臭いが独特で、生産者も少なくなり、近年は貴重な幻の薬草となりつつあるとの事でした。
おまけ(海に山にヨーホイたわむる童)
Google検索 小濱 凜(ネーネーズ)「太陽ぬ子」てぃだぬふぁー (美ら花咲かす大人になりよ~)よ・・・聞きながら
おしまい