家族旅行で京都から奈良へ2泊3日の旅

旅日記
2020年の新年に向けて、家族旅行を計画したのですが、その計画も環境要因で二転、三転、と転びます…
そんな、コロッコロと、転ぶ、ことごとくの家族の再出発の旅を纏めてみました。

念願の京都から奈良旅行へ

台湾旅行、1週間前の事でした.

隣国アジアで高熱者が相次いでいると言う影響で、予定していた便と、日程が二転三転変更、最終的に無料でキャンセルが出来き、期限付きの旅行チケットを貰いました。

あるじ君の三月下旬の転居、就職、あるじ君は任期を全うするまでは、旅行はお預けとの誓いもあり、ツーリストの勧めもあり、国内旅行をすることにしました。

これまで関西への旅行は特に、春のお花見の季節は人気で、今回の旅、実現はとてもラッキーな事でした。

その3月11日~13日の、2泊3日の関西旅行とは、京都から、奈良へと気ままな鉄道新幹線の旅です。…

京都錦市場での昼食

上記の写真3月11日の昼食の天丼定食です。

私は旅の始まり!大盛り海老天どんぶり

上記の写真は京都錦市場で普段は混雑していて、これまで一度も入ることができなかた、錦市場内にある和食のお店です。

博多から奈良へ新幹線で向かう途中で京都におり、京都の台所、錦市場で昼食を取り、商店街にある、老舗お屋茶さんでゆっくりとお抹茶について話しを伺いお抹茶と、生菓子を買い、奈良へ向かいました。

上記の写真拾翠帝偶然ですが、こちらもゆっくりと拝観、説明を伺う事ができました。

古から伝え聞く、風情…まったりとした商いとの出会いと、春の京都を漫筆する事が出来ました。

聖武天皇の即位にあたり

聖武天皇が即位した後に、日本中で、様々な災いが起こりました。復興を行うにあたり、天皇は人々が思いやりの心で繋がり、子供達の命を次世代につなぐことを真剣に考えておられ動物も、植物も、共に栄える事を願っていました。

力も、金も無い現実の中で、天皇は生き残った人々が、自ら幸せを願う、事業に関わる事を願いました。

災害の際は全国から人々が集まりそして、皆で力を合わせて、復興を願う大仏を完成させる事業を成し遂げました。

香道の必需品【蘭奢待・沈香木】

東大寺正倉院には、香道の祖 聖徳太子所有の蘭(らんじゃたい)が収蔵されています。

あまたある香木のうち、優れて良い香り、世に名高い香りを「名香」と称し、それぞれに名前を付け、現在まで残っています。

その代表的な名香木【蘭奢待】収納されています。

その蘭奢待の香は「古めきしずか」と言い伝えられています。

古より香木の香りは邪気を払う力があると言われていました。また、天界と繋がると武将たちは香木を身近に置き、弄びました。

東大寺お水取りに参加

東大寺のお水取り、身近でたっぷりと体感する事が出来ました。
上記の写真は2020年3月12日の「お水取り」修二会(しゅにえ)
沢山の火と煙、燃える音で身も、心も清浄…
2020年3月この日は、タクシーの運転手さんによりますと、観光客が殆どいないのでお水取りも、少ないのではとの事でしたが、20、30分後には、後ろを振り返ると大勢で、家族を見失いました。

順路設定

それは、順路が設定していて、そこへ案内してくれる警備員が数人いて、この日は修二会(しゅにえ)の中で11本の籠松明かりが使われる日でした。
最初の5本を、待機広場(写真を写している場所)で鑑賞して、それでも凄い迫力でした。
それから、順次二月堂の真下辺りに行き、(燃える籠松明の火の粉を頂きながら)三月堂を通り、大仏殿へ無事戻りました・・・
例年より人が少ないとは言え、後部はやはり人だかりでした。

修二会の由来

タクシーの運転手さんが現在は、修二会の最中であると誇らしげに、話されていましたが、私は、恥かしながら、その言葉の意味がサッパリ解りませんでした。

修二会の正式名称は「十一悔過(じゅういちめんか)と言い、十一悔過とは、私達が日常犯している様々な過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔(さんげ)する意味との事です。

では、何故に?修二会が行なわれるようになったのでしょうか?

古は、天災や疫病や、反乱は国家の病気と考えられていたそうです。

そうした病気を取り除いて、人の力では解決できない事を願う、万民の為になされる、宗教行事の事が、修二会…

言うなれば、人々の幸福を願う行事とされた事が始まりで、修二会は、1250年余年もの間一度も絶えることなく、連綿と今日まで引き継がれてきた行事なのだそうです。

こんなに奥深い意味が込められているとは。

奈良公園

上記の写真奈良鹿公園では白い鳩も…一緒に戯れて!!

奈良の都は平城京に遷都し、華やかな天平文化を育み栄えました。

この頃の、信仰の場として、社寺仏閣が創建、或いは、移築されました。

奈良は、門前町として、発展し更に観光地へと移り変わりました。

広大な地域に、またがりこれらを取り巻く、雄大で豊かな緑の自然美が調和しており、他に類例の無い、歴史公園とも称されています。

木々に映える同党、若草に萌える芝生、鹿の群れが遊ぶ風情、「大仏と、緑と、鹿」で代表される公園は古都奈良の顔でもあります。

奈良公園は365日、24時間常に無料開放されている公園ですので、いつでも来ることが出来ます。また、公園にいる野生鹿には、一年中いつでも会う事が出来ます。

旬の食材で夕食

夕方、ホテルから出て、地元の食事をしに商店街に足を延ばした時のことです

上記は奈良駅近くの商店街にある、生ビールと地酒があるお店

名前も覚えてませんで、写真がなくて、残念なのですが店内は幻想的で、注文はアイパットでゆっくりと注文できる現代風…そんな雰囲気のお店でした…

上記の写真は3月13日奈良駅近くにある商店街にある天ぷら屋さん。

私は関西での締めは大盛り天丼にしました。

危ない!!車道横ぎる鹿の群れ

商店街を鹿が、群れを成して走っていました。

現地のタクシー運転手さんの説明によりますと、観光客が餌を与えて、鹿が繁殖しすぎて、餌やりが追っつかなくなり、おなかが空き、街中まで出てきてしまっているという…

また、商店街で漬物を売っていた店主は、愛らしそうに鹿を見守りながら夕方になると、餌を探しに来ると、教えてくれました。

まとめ

奈良の歴史と緑の旅は、お寺の建造物もさることながら、広々とした空間で、草木と春の陽気と共に流れてくる、お香や、動物達の様々な香りが複雑に交じり合い、何だか、心にあたたかで、懐かしい感情に触れる事が出来ました。

奈良に行くと、「お帰りなさい」の看板や、街の人々が故郷へ帰ったかのように、心優しく迎えてくれるのは、その苦境を乗り越えた経緯があった事を今、この時代に心にとめておきたい。

意外なストレス解消法

今回、奈良の旅のブログを纏める中で思った事があります…

童心に戻るって、いいですね。

それは、人も少なく、何もない時代の古の人々が行っていた日常を行ってみる事…

そして感じてみる事…って大切かな・・・今から行ってみるかなって。

行き交う人々が雲や、花に見とれて、たわいなく、交わす言葉も、数年前まで全国で行われていた、春のお花見の季節には、アチラコチラで見かけるカラオケも今なら、真から、微笑ましく、受け入れられそう…

見かけ無くなってしまったから、聞けなくなるのも何故か?寂しいですね…

上記の写真お腹を空かした鹿や、怖がり野鳥から本気で逃げ回る…

そして、その周りで犬や、猫、野鳥たちも一緒に走り回り、小春日和を慈しみ、共有している日常に出会う事って…本当は大切だったんだな…って。

現役当時に、ほんの少しでも頭に隙間があり、心にゆとりが持てたならば、肩の力も抜けて楽に過ごせたはず。

なんて!いよいよ!

センチメンタルになりってきましたね…

逆に、大和言葉で春の風景や、風情を表現できたらスッキリ出来るし、素敵!憧れます。

最後に

みなさまにも

忙しい時でも、遠くに行けなくっても…

ベランダから、小窓から、吹く風、太陽、雲、月、星を見て、美しい言葉を想い…

素敵な季節(とき)をお過ごしください…

 

お寺巡り参考までに、下記内書の写真です。

上記は薬師寺
上記は東大寺
上記は法隆寺
上記の写真興福寺案内
唐招提寺
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