【JR九州鉄道雲仙の旅】露天風呂に島原新鮮野菜と魚のお造り

旅日記

2018年10月末日、源泉仕立ての食事を頂き、室内にある露天風呂で膝も軽くなり、湯煙り風景も美しく、新鮮でした…そんな素敵な旅を纏めてみました。

源泉を訪ねて

雲仙旅行の優待券を頂いきました。

源泉は、膝治療にとても良いと整形外科を営む友人に教えて貰い、10月末日の朝、突然、雲仙に行く事を決意してくれましたので、私はあるじ君の気が変わらぬうちにホテルに急ぎ、問い合わせました。

ホテル側は、紅葉の見ごろの11月に一室開いていると、進めてくれましたが、旅の楽しさは風景や、ゆったりとした時間を好むあるじ君です。

湯けむりと紅葉

私達が行った頃は、秋の紅葉はうっすら黄色く色づく程度でした。

少し山道を登っていくと、わずかにほんのりと可愛らしい紅葉を楽しむ事が出来ました。

それがかえって、豊かな緑の草、木が艶やかに感じられ、夏のなごりを感じました。

ホテルの室内にある露天風呂から見える早朝の風景は、秋晴れ、だんだんに色ずく紅葉…そして、下を見下ろすとぐつぐつとマグマが沸きおこる。

そこにで、観光客が、バスガイド共に湯けむりの合間をのぞき込んだり、飛んだりと、楽しんでいました。

モクモクと…絶え間なく沸き起こる白いゆけむりの間から見える赤く色づいた紅葉が、まるでキャンバスの絵のようでした。

ホテル近郊を散歩しますと、山や、温泉街全体が、緑の香りと地面から漂う、ふくよかなミネラル、イオウの香りは何処か懐かしく心落ち着きます。大地の香はエネルギーがいっぱいでした。

噂の、温泉卵は絶品、ぐつぐつと沸き起こる源泉ゆけむりでできた半熟卵の白身は軽く淡雪の様、黄身は濃厚でほんのりとミネラルの味と香り、思わず食べ過ぎてしまうほどでした。

そう言えば息子が幼い頃に家族で一緒に行った時、卵の白身食べさせると

【有機野菜厳選食】免疫を高めて自然治癒力を上げる

自然のエネルギー

今回は、緑&源泉による自然治癒力について考えてみました。

日常から離れた旅の良さは、エネルギーの放射を感じれる事、美味しく・優雅に過ごすとで、強力な自然治癒力が、細胞を刺激して、新しい細胞が芽生えてくるそんな新鮮な気持ちになれます。

雲仙は、緑り豊かでふつふつと沸き起こる源泉、地面下から湯気と、豊満な硫黄の香りで、町は包まれています。

そのおかげか、草木は艶やかで硫黄の香りに負けないほどのグリーンの香りが漂い、歩いているだけで、肌が潤う感じがしました。

日中は源泉湯に入り、宿泊者専用のバーテラスで、フリードリンクのいれたてコーヒーを飲み、木漏れ日のあたたかな香りに包まれて、まどろみむ…

一方、あるじ君は、ゆったりと新聞を広げて読んだり、おつまみで、警戒心の強い鳥達をいたずらしたりと…

不思議なことに、鳥達は、あるじ君に、いたずらされても、新聞や、本を読むあるじ君のそばでぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ、何やら話して遊んでいました。

夕暮れは少し肌寒い冷感のある森林の香は、そこにいるだけで、気持ちが、はずみ、免疫力があがります。

湯煙でパック効果でしょうか…乾燥肌が、化粧水をつけなくても、ツルツルになり感激しました。

豪華で全て計算されたメニューとサービス

今回のホテルでの夕食は、島原名物のがんばふぐのお造りと、メインディッシュは、確か?

厳選された野菜を主に仕上げた赤ワインデミグラソースのステーキ、有機野菜とシーフードのテリーヌ、温泉水で蒸した料理の数々…

メインディッシュのがんばふぐのお造りが出る前に、有機野菜ハーブの盛り合わせそのソースは、甘酸っぱくフルーティーでお食事前の胃酸を活発にしてくれ、食欲が増し最後まで美味しく食事を取る事が出来ました。

上記の写真はとれたて四季を彩った新鮮野菜の盛り合わせ

朝食にも趣向をこらした料理、こだわりの豊富な野菜の一品、一品が体に染み渡り、潤してくれるそんな優しいお料理でした。

上記はあるじ君のあるじ君の朝がゆメニューです。

添え野菜は、フレッシュサラダ、蒸し物、煮物、酢の物、メインディッシュはやはり、新鮮野菜たっぷりのたい茶ずけ。

私のメニューも、趣向を凝らした、新鮮野菜と温泉卵、メインディッシュは、甘ーくふんわりしたバター風味のパンケーキを頂きました。

「夫婦」をテーマとしたホテル側のイベント

ホテルは、季節ごとの企画があり、家族で過ごすことは勿論ですが、特別に夫婦の日と言う、テーマで 「夫婦の旅はもっと素敵にと言う」、イベントを用意しているそうです。

それは、ボーカルとギターのライブや、花火など夫婦の旅を楽しくゆったりと、ラウンジ、カフェ、食事はすべて添え付けのガウンとスリッパで過ごすことが出来ます。

私達が宿泊した時は殆ど、他の宿泊者と会う事も無くて、遠慮なく添え付けのガウンとスリッパでホテル内のバーでシャンパンを飲んだり、ワインを飲んだりと、過ごす事が出来ました。

幼いころ、家族旅行で別府温泉に行った事がありますが、商店街を温泉宿の浴衣で歩いているそんな、商店街の在り方に驚く母の顔を思い出しました。

何故なら、母は、浴衣は寝る前のパジャマと思い込んでいたからです。

JR九州電車の旅

博多駅からかもめ特急長崎駅、そして、長崎諫早駅まで行き、小浜でバスに乗り換え

更に雲仙行きのバスに乗り換えると言う、レトロな旅でした。

今回の九州雲仙ホテルの最寄りのバス停からは、五分程、夕時は少し肌寒かったので

あたたかい、ゆけむりの上を歩きながらホテルに向いました。

広々としたロビー、フロントは腰掛けのカウンター、迎えてくれたホルスタッフの笑顔と、用意された椅子に腰かけ、美味しい緑豊かな雲仙茶と、ホテルのお手製菓子を頂きながらのチェックインも高齢者には優しく、新鮮でした。

峯湯で感じた事

雲仙岳の文献の肥前国風土記で峯湯とあり、景行天皇巡航の箇所には高来津座の神があり、これにより高来津座神を祀る一群があったと考えられると記されています。

日本には、昔から自然には神々が宿るとされ、四季折々の風物、自然の神秘を愛でる事が自然と身についています。

しかし…

ゆとりを感じる事なく、共に40年間、日常に追われ過ごした、あるじ君と私は、感受性ある、人間である事を忘れていたような気がしてきました。

気づきの旅に感謝いたします。

「最後に」

友人からの思いがけない雲仙旅行優待券

ホテルをチェツクアウトして、荷物をホテルに預けてホテルから見えた温泉巡りに行きました。

紅葉を楽しみながら、小坂を上がると、猫さんが、椅子を独占して人が来てもお構いなし…ぽかぽかゆけむりであたたか、猫さんも自然に囲まれて自由人…?

猫ちゃんを見ていて、私たち人間も、動物や、草木、花々の様に、自然に任せて、過ごすことが必要であることを忘れていたような気がしました。

そんな頑張り屋さんの、団魂世代の自然に任せた雲仙の旅でした。

紅葉の見ごろを逃したという旅前の、複雑な思いは、ゆったりと過ごせて、心も体も厭う事が出来ました。

2018年10月29日バスでの帰り道の記録、ガタゴト、ガタゴト、揺れる路線バスには村人数人と共にしながら書いた日記を読み返して…

2021年秋…また、行ける日があるといいなぁ!!優待券で…

Google検索 Tomi fujiyama shenadooh 聞きながら

おしまい・・・

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