四万十野菜を丸ごと食べるストレス解消法

旅日記

四万十川と太平洋が出会う峰に農園があると聞いたので、2019年8月土佐の豊かな自然を堪能しようと、高知県四万十に2泊3日の旅にいきました。その時の思い出の旅を纏めてみました。

四万十の川を展望して過ごす開放感

四万十川と、整備された松など緑豊かなグランピングステイキャンプ場はとても清潔感があり、生活用品も全て整っていて、私達高齢者は、隣接する和室のお部屋に泊りました。

部屋の中は、入り口付近に洋室4人がけのテーブ席、奥の部屋は、広々とした和室に大きなこたつが置いていて、ダイニングルームにはミニキッチンと小さな4人がけテーブルが置いてあり、部屋から四万十川、太平洋が一望できつい時間を忘れてしまいました。

また、居間には大きなこたつが置いてあり、ついくつろいでいる間に、本の少し、横になり一休みしました。

部屋にもお風呂がついていましたが、やはり、お目当ては温泉・・・源泉露天風呂と、家族風呂が心身をリセットしてくれ、体がかるくなりました。

私達が宿泊していたときも、キャンプ場は満室でしたが、どちらかというと、静かに自然を楽しみに来ている人々は、虫の声や木々のゆれる音を楽しんでいました。

中島興監督&手塚治虫の夢とは

上記の写真・中島興(アニメ・マンガ・映像監督)作

抱きつきと、願いが叶うと言う伝説の像、海外からも、芸術家達が訪れているパワースポットです。

中島興監督は、一人になっても手塚治虫との構想(マンガ神社)の地を探して・・・四万十にもアニメ神社の構想を抱着続けているます。

私は、興氏に、手塚治虫と興氏は、何故に、そこまで祈る場所を建てる夢を抱いていたのか?と聞きましたら、「頑張りすぎて、傷つき、疲れたら、休んむ場所が必要。

昔、自分たちが、ギリギリで作家として生きて来たから…そして、今の、若者も同じだから、才能があれば、ある程に、風は冷たく、苦しみは深い」…

そう、おっしゃっていました。

監督たちはいつも、いつまでも、待っていますよ…みなさまを。

山みず木カフェの朝食

朝食は、カフェ&ショップ-やまみず木(夜は、バー)で頂きました。
朝食は山みず木カフェで採れたての旬の野菜スチック、そして、ハーブ、自家製ドレッシングに、卵、ソーセイジ、デザート・・・入れたてのコーヒーの香りが美味しかった!!
そのとれたて野菜とは、私たちが、食卓に座りますと、お水と、透明なカントリーワイングラスに人参・大根・キュウリのフレッシュスティックが出てきました。
あるじ君も、私も、一瞬、おつまみかなと思い、少しびっくりしました。
私は、起きたてで、目はかすみ、乾ききった体に生野菜のスティックは如何なものか?
迷いまよい、ひとまず人参を食べてみました。
ジュウシーな香りが、噛めば、噛むほど、喉に染み渡っていきました。
その野菜は、やまみず木から、少し太平洋側に降りた所に、農園があり、そこの、朝のもぎたて野菜との事でした。
私は朝は血の巡りが悪くて、なかなか目覚めず、頭の働きが悪くて、いつもストレスを感じて過ごしています。
しかし、今回、発見したことは私は、どのような時でも触感良く、香りの良い物には、驚く程、反応が早いです。
今回は、カリカリ、むしゃむしゃ、こめかみのに響く、音と、ほっぺたが落ちそうになる程、ジュウシーな薔薇の花のびらを食べた様な香りの野菜が、あご全体をせっせと動かして、かみ砕いているのです。
朝風呂で、体も軽くなったこともありますが、四万十川と太平洋を独り占め出来し、新鮮野菜や、地元の食材を使った、朝食は、心身に染み渡り、とても嬉しかったです。

こだわりの新鮮野菜

やまみず木で、農園に行き、野菜を引くと、その場で洗って丸かじり出来る体験ができると聞き早速、畑仕事体験に参加させていただくことにしました。
そこは、カフェやまみず木から、少し太平洋側に降りると、農園マルシェと言う農園があると言う事で、散歩に出かけました。

農園マルシェ・やまみずきさんは、農薬・化学肥料を使わない安心・安全な新鮮野菜を農園女子が育てていると、案内してくれました。

しかし、農園女子をよそに、淡々、とつとつと、どろんこになり大地を駆け巡る男子がいました。

私が引いた人参を農園女子がその場で、丁寧に洗い、私の前で、女子は、丸かじりして、私にも、食べてみるように、大きな人参を差し出しました。

何処から食べようか…、など考える時間も惜しく、(農園女子・男子・皆様の見守る中)で、私も丸かじりしました。

パリっと、良い音が、辺りに響き、熟したフレッシュな人参は甘く花のような香りが口の中に広がり、パクパク、カリカリ、皆でリズミカルに食べました。

始めて、人参を、全身で味わう経験をして、本当にストレス解消になりました。

話しは、やまみず木農園に戻し、農園には、農園女子と銘打ち、女子が育てた無農薬の野菜と、加工品、女社長オーナーこだわりの品質重視の食材を加工、販売していました。

農園マルシェ やまみずき

農園内にある、カフェ&ショップで、ランチを頂きました。
採れたての食材で、薬膳ジュースや、焼きたてのサンドイッチもいただけ、野菜が、みずみずしくて、香りは緑のかおり、味は甘く、美味しかったです。
新鮮野菜で出来たホットサンドと、野菜スープ、ジンジャーホットティー、ジンジャーはパンチが効いていて、爽やかな草原を思わせる、心も体も、ぽかぽか温まる素敵な香りした。

お店には、私達以外にも、お持ち帰りメニューがあり、広々とした農園内の駐車場に車を止めて、焼き立てサンドを頬張り、栄養満点の薬膳ジュースで体を潤し、四万十川、太平洋を眺めながら、大木の気・・・エネルギーを頂きながら過ごしている人々でにぎわっていました。

その男子は料理も、上手でまかない飯も作ってくれるそうで、に自然体で、明るいあたたかな農園でした。

女社長の話によると、楽しく仕事をしたい、土佐女子の力強さが大地を育てています…

それ故に、農園を訪れて、野菜を引く体験をすると、農園女子の仲間入りが出来るとのことで、県外から農園体験で来られている女子もすっかり農園女子として馴染んでいました。

灼熱の太陽を浴び、フレンドリーな農園で働く農園女子は、朝の暗いうちから、暗くなるまで自然と葛藤してい居ながら、疲れを感じないとの事でした。

まるで、緑の神様のような女子です。

虫も殺さぬという、言葉がありますが、野菜を食べに来た虫たちにごめんなさいと、ことわりを言いながら、退治する女子の気持ちに感謝です。

人参を引き抜くと、花の香りが農園一面に広がりました。

ジンジャー、華やかなヨーロッパの草原を思う香り、また、フレッシュでみずみずしかったです。

人参は、自分で引来ました。その瞬間!!!

甘く艶のある華やかな香りをでその場で洗って貰い、丸かじりしました、人参が、乾いた喉を潤してくれました。

龍馬は日本初【香水を身にまとった】人物

坂本竜馬と言えば、日本で香水を始めて香水を身にまとった人物と聞いています。

勝海舟と言えば、蘭学、二人とも西洋文化に憧れ、香りを愛した二人です。

江戸時代は庶民の生活がとても豊かになり、聖徳太子から始まった香り遊びの、香道を思い浮かべる事ができます。

公家の嗜みとして栄え、後に伝統芸道香道として人々が翫ぶようになるのですが、興味深い事は、この、時代にも香木の偽物も出回ったようです。

日本の素晴らしく美しい香りの松の木・檜・唐物の沈香香木を大切にしたいものです。

老木松の木は殆んどなくなってしまいましたが、檜は沢山残っていて、ありがたい事に、檜にぬるま湯をスプレーで振りかけると、甘く、バニラの様な香りは私に心の安らぎと栄養を与えてくれました。

また、ダニや虫よけ、魚の保存にも使用していた実に重宝する代物です。

上の写真は和漢・四万十の取りたて生姜・人参・などを蜂蜜で纏め丸薬を作り檜の上で乾かしてみました。

最後に(おまけ)団魂世代の青春歌・なごり雪🎶

高知県四万十の旅は2泊3日は家族5人で訪れて、主に農園を視察しました…

私達は都会でのアレルギー鼻炎と、気管支喘息に悩まされる日々には、少し疲れて来たからです。

便利さと、生活の質を考えるならば、年齢から考えても、私達には自然に体を任せる事が意義のある生活ができるように、思いました。

高知県は、病院の数が多い地域とされていて、高知大学には、多くの科学者が学会等で集まる、健康意識が高い地域でもあるようです。

高知県の旅で食は、薬なり、質の良い生活とは、古から伝えられている地域の食生活と、自然に身を任せて、過ごせる肩の凝らないシンプルな生活なんだな…と感じた旅でした。

因みに、2020年春に、高知県に移住し、団魂世代退職後の再出発を楽しんでいます…

現在は、フレッシュな野菜を沢山食べて、体が快調になり、朝の鼻が詰まる、頭が重い言う、ストレスからも解放されています。

Google検索:なごり雪 ・伊勢正三・イルカ・南こうせつ・Best colle ction 団魂世代の青春を聞きながら♫

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

おしまい

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