空の旅で出会った素敵な料理人達の哲学を学べた料理2選のご紹介

旅日記

雲に乗りたいと、弾丸トラベルで東京へ…

団魂世代夫婦は1018年12月17日東京に目的もなく、何時もの様に、思い付きで飛行機に飛び乗っりました、高齢者は当日、席に空きがあるとシニア料金で乗れました。

当初、あるじ君の計画では、弾丸トラベル、1泊2日の旅でありましたが、都会の面白さにひかれて、2泊3日のゆるりの旅となりました。

出会い・日本橋松うら(にほんばし まつうら)

こだわりの、珈琲店から、和食創作料理に、リニューアルオープン、その開店日に偶然入る事が出来ました。

東日本橋から徒歩10分、日本橋松うら(にほんばし まつうら)は、食べることの大切さを教えてくれたお店です。

上記は日本橋松うらさん、店先に植木を置き、朝日を浴びた緑、都会のビルの一角と思えない美しいお店…

豊富な新鮮野菜を主とした創作メニュー!!

私達は、メニューが決まらずに、店長にお勧めを訪ねた所、店長は、まず、「お勧めは全部お勧めですが、お腹の空き具合はどんな感じですか?」と、聞いて来られました。

そして、そのお勧めメニューの中から、その日に届いた、新鮮なお肉と、野菜を提案してくれました。

そして、店長は、口に入れるものはちゃんと考えた方が後が良いとの事でした。

伺ったことを、私なりに、下記の様に纏めてみました。

①食材を吟味する必要がある。

②食べ合わせの相性。

③食べるタイミングと量。

提供する側の気配りは、ゆっくりと、楽しんで食べるて頂く事に注力していらっしゃるとのことでした。

私事ですが、正直申しますと、主婦である、私には簡単にできそうで、時には難しいときがあります。

創作料理店長お勧め糸島産豚肉

私達が食べたこの日の、店長こだわりでお勧めの食材は、朝、九州福岡糸島から、届いたオーガニック野菜と、糸島産豚を使った料理、しゃぶしゃぶ。

このお店のお勧めは、今朝福岡糸島市から届いた、糸島産・黒豚しゃぶしゃぶ福岡糸島から、取り寄せたとの事でした。

特製ドレッシング

しゃぶしゃぶはこだわりの芳醇たれで、頂きます。

そして、山のように積んだ細い大根や、新鮮野菜をお手製のドレッシングで食べるのですが、ドレッシングが、爽やかなフレッシュな味わいで、食べた後も、胸やけが一切なくて、年齢上、胃腸薬愛好家の私達でしたが、飲まずにすみました。

店主がおっしゃるには、体に優しい食べ合わせを考えて、献立を立てるそうです。よって、私達の体調を丁寧に聞き、お勧めを提供してくれました。

料理の感想

肝心のお料理の感想ですが、ドレッシングは、サラッとしたほんのり酸っぱく、とても上品な香りのするドレッシング、お肉は、糸島産豚肉の肉質を熟知した人ならではの、料理でしたので、体が喜んぶ、あのお味と何よりも店長の料理人からみた地域の食の面白さ、体にやさしい食べ物、食べ方のお話が楽しい事。

あの時の食卓は忘れられません。

イタリアンレストラン・トラットリア・コッレ

羽田空港から京急に乗り東日本橋へ向かうこの辺りはオフィス街で公園もあり、観光客も少ない時期で、どのお店もはずれが無いと聞き、歩いてみる事にしました…

浜町駅から徒歩7分程度にイタリアンレストランがありました。

イタリアンレストラン トラットリア・コッレの写真です

ランチメニューがお勧めと友人に教えて貰った店で、ランチを食べる事にしました。

ドアに近ずくと清涼感漂う男性のスタッフがドアを開けてくれて、どうも担当が決まっているようでして、全てが絶妙なタイミングで接客してくれました。

よって食卓のリズムがとても心地良く、店全体がランチの時間帯にも関わらず、落ち着いた雰囲気です…

私たちはカウンター席を選んですわりました。

ランチメニューを頂きました

お昼のコース料理で、パスタが手打めんに変えられ、前菜も選べ噂の季節野菜が詰まったテリーヌはお昼からワインが飲みたくなるメニュー

厳選された食材をカウンター越しのシェフが目の前で料理します、炭火焼の芳ばしい香りが食をそそり、香りの贅沢は何よりでした。

また、シエフから声をかけて貰っい、トスカーナ地方で学んだと言うシェフ、イタリアの料理文化についても話して頂き、珍しいスパイスの香りの話もしてくれました…

イタリアのトマトとスパイス文化

そもそも伝統の、イタリア食は、地域柄、貧血に良いとされている、トマトを良く使い、野菜に手を加えて、ぐつぐつ煮たり、ローストしたりと、温かいものを頂く、調理法との事です。

あの、スパゲッティに絡められたソースは、お野菜の凝縮された、エッセンス。

それは、保存食であり、各家の健康食、そして、胃に優しい、野菜料理で、ローストする、お口直しに、ハーブフレッシュ野菜、手ごねパン…等々…

食の食べ合わせ、体調に合わせた頂き方は、計算されたイタリアンは、実は、体をいとうママの伝統の食事だったんですね。

スパイスの使い方も、各家庭に伝わる伝統の味があり健康食との事でした。

料理の感想

スパイスと言えば、日本でも、不老長寿の薬として、特に平安時代盛んに貿易されていて、現在でも独自の漢方薬、和漢として愛されています。

その、和漢でも親しみのある、スパイスで仕上げた、シェフお勧めの食は、心身共がリラックスできて、ストレスの無い食卓は、消化を助けてくれ、体調が整いました。

ワンポイント・昔からの知恵

職業柄、言いたくなるのが、食品に含まれている成分の特徴、黒豚肉はタンパク質を作っているアミノ酸を多く含んでいます。

更に嬉しい事には、カルノシンも多く含んでいます。

その、カルノシンとは疲労回復、生活習慣病、糖化を和らげると言われています。

基本的に、体に優しいタンパク質の取り方ですが、中医学的には、自分の住んでいる地域と、体温に近い物を食べる方が良いと言われています。

例えば、

①魚は、水面下ですが、日本に住んでいる人間より、体温は高いでしょうか?低いでしょうか

②二本足の鶏肉は、地上ですが、日本に住んでいる人間より、高いでしょうか?低いでしょうか?

③豚肉は四足です。日本に住んでいる人間より、高いでしょうか?低いでしょうか?

④牛肉は日本に住んでいる人間より、高いでしょうか?低いでしょうか?

答えは豚肉が一番、日本に住んでいる私達の体温に近いとされています。

よって、食べた時に体の中で消化吸収するのがナチュラルと言う事ですね。

ここでも、おばあさんの知恵がありますよね…

魚を食べる際は、大豆製品、発酵食品の味噌を一緒に頂く習慣がありますが、これも先人の知恵と言う事です。

東京の緑豊かな自然教育園

緑を愛する私達は旅先で欠かせないのがお散歩です。

東京都内で素敵な団魂世代の人々が多く散歩をしていた、70年代かおる、思い出の場所を見つけましたので、ご案内いしておきます。

東京メトロ南北線/都営三田線 白金台駅出口1より目黒通り徒歩10分ほど歩くと

なんと!!

都心に平野南部の自然が残っていると聞き、東京都心で自然を体験できるとは思ってもみませんでした。

園内には、大木や、草、木花々…蒔絵や、時代劇で見る、大木の下で、古木の下で、思いっきり、深呼吸吸…

私達、同世代の方々でしょうか?絵を描いている人々があちらこちらにいました。

ここ、自然教育園は、昭和24年、戦後まもなく、天然記念物そして、史跡指定されて、自然調査や、自然保護を行いながら、自然教育が行われている、広大な敷地は日本の情緒を感じさせる空間作りも嬉しかったです。

私たちも時間を忘れてゆったりと過せました。

最後に

浜町駅近辺は公園もあり、体も動かす事が出来き素敵な街でした。

そう言えば、人形町も下町情緒たっぷりで、熱々の人形焼きもおいしかったです…

東京は、美術館、図書館、自然教育園等、沢山の日本文化情報が凝縮され、手軽に得られ、大変刺激になりシニアを使えば、雲にも乗れるし、東京ならではの日本の歴史を肌で体験出来て大変刺激になりました。

主君との旅行は時間に束縛されないゆったり出来る旅です…(一緒に旅をするので、ご飯の時間を気にする事が要らないからです。)

私は、幼い頃から、雲が好きでした、綿あめのような柔らかな雲は、色々な表情に変化して、私を楽しませてくれます。

そして、いつしか、自然を一望でき、自然を独り占めできる、ふわふわした雲に乗りたいと本当に願うようになりました。

これからも、変わる事の無い、その想いを叶えるため、私は、小さな、ちいさな地域農園をさがして世界中のママから伝わる、食と出会いを求めて…旅をしたいと思います。

(おまけ)ガロ 学生街の喫茶店 時季は、流れた…

Google検索:ガロ「 学生街の喫茶店」聞きながら・・・

2021年10月秋

毎朝、九州糸島から食材を取り寄せている、こだわりの豚しゃぶのあのお店の、こだわりのコーヒーやデザートも最高!!

頑張っているかな…日本橋松うら、イタリアンレストラン…

追加情報

2022年1月29日現在の情報です。

日本橋松うらさん、閉店となりなした。

先日も、変わらず地方の食材に目を向け、健康的な食事をもっとうにし、しかもリーズナブルな価格で提供していらっしゃいました。

今回の日本橋松うら様の閉店は、ご縁があった農家の方々にとっても、残念な事だと思います。

しかし、店主の戸島 祐介氏は、少し休まれて、またの再開をなさると思います。

再開の、風の便りを楽しみにお待ちしています…

旅が好きな私達は、何処までも訪ねて行きます…

おしまい

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