福岡平安京鴻臚館跡地へ訪れて漁船市場の魚を買って来ました

旅日記

貿易の窓口、福岡と言えば、街のど真ん中に城跡、鴻臚館があります。

早朝の散歩でその史跡巡りと、ラーメン視察の地下鉄プチ旅を行う事となりました。

今回は商人の街博多港、平安京の歴史(鴻臚館)魚市場、長浜を中心とした博多の人々の営みをご紹介いたします。

【大濠公園・舞鶴公園】地下鉄プチ旅行

福岡空港から地下で14分程度に福岡市中央区に、舞鶴公園と、大濠公園があります。

そこには緑豊かな大木が市民の心安らぎであり、健康維持には欠かせない場所となっています。

地下鉄大濠駅に降りると、多くの人々で賑わう天神駅とは異なり、ホームはガランとしていて、其れがたまらなくホットします。

ゆったりしたホームを降りると、自販機コーナーがあり、そこで、お茶を飲みながら次の予定を立てます。

私達以外にも何人かいらっしゃいました。

閑静な住宅街にある大濠公園や、舞鶴公園には、観光客の姿は勿論の事、近くに住む人々の憩いの場となっています。

城跡は春の桜吹雪の華やかさは無いですが、大濠公園同様、市民の集いの場となっています。

緑を愛する者にとって、ありがたいことは、堀に県指定天然記念物のツクシオオガヤツリが自生しでいて、訪れる人々に安らぎと、清涼感ある香りがいつも変わらず漂っています。

鴻臚館跡地

福岡は古代日本において、国家、王権(天皇)管理下の鴻臚館(筑紫館)は、外交の場であると共に貿易の場として、国際的なクロードでした。

その鴻臚館は、平安時代、平安京、難波、筑紫の3カ所に設置され、外交施設でした。

そして、9世紀後半以降、中国との貿易の舞台となり、平安時代の人々の華やかな文化を彩るりますが、唐物は大変希品であり、平安貴族の嗜みには無くてはならない物となる品々を運ぶ役割を担っいました。

その、貿易の対象は、香料、ガラス、紙、陶器、布・文具・薬・茶・楽器・珍獣等・・・です。

文学では、宇津保物語、源氏物語でも知る事が出来ます、香り文化では、香料や、薬、から平安時代に貴族の嗜みであった薫物合わせについて描かれています。

都心にある鮮魚市場

玄海灘、日本海や、東シナ海など、九州・西日本各地から集まる、新鮮で種類豊富な魚市場が、福岡市中央区 長浜3丁目11−3丁目に長浜鮮魚市場会館という、卸売場があります、昭和30年(1955年)に開設現在でも、観光客や、地元の人々の食生活を担っています。

漁港では、自由にセリを見学する事も出来ますので、近年は、お子様同伴の観光客も多いとの事でした。

魚のまとめ買い

博多の人々は、その卸売場で魚をまとめ買いして、自宅で下ごしらえします。

私達もママ友と、良くまとめ買いに行き、分け合ったものでした。

漁船市場は、朝は午前7時から14時まで、午後は17時から20時まで営業していますが、いずれも早い時間でないとお目当ての物が無くなってしまいますし、全て、自分で魚をさばくことが出来ることが条件です。

博多の女性は嫁入り道具として、ブリさばきと、着物が着れる事が条件だった時代も、あったと、友人から聞きました。

市場の中を歩くと活気あふれ、豊富な食材に目移りします。荒波で引き締まった魚は安くて、絶品!!

私の慣れない包丁さばきでの、厚切り刺し身はたまらなく贅沢です。

多少、荒い調理でも、安心して、たっぷりと食べる事ができます、私は骨に身が沢山付けば、魚汁にします。

加工食品

漁場では、取れたての魚を、干物にして販売していまして、各魚やさんの干物の味付けや、こだわりがあり、私は色々なお店で購入します。

塩味、みりん干し、イカ、味噌漬け、他にすり身、かまぼこ、etc.

最後に

祭り好きで威勢の良い、漁港、商人の町と言うだけでは無く、実は、現在でも、古来から引き継ぐ日本人ならではの文学的な細やかな精神で満ち溢れていて、これからも日本文化を繋ぎ、今日もその役割を担う地であると強く感じました。

近年は、漁を購入しに来られるより、魚料理を食べに来られる方が多くて、何処のお店もリーズナブルで、地元の人々にも人気のスポッてになっています。

おしまい。

長浜漁船市場アクセス

アクセスは下記の通りです。

住所 〒810-0072 福岡県福岡市中央区長浜3丁目11−3 鮮魚市場市場会館
営業日時 火曜日・水曜日・木曜日・午前中早い時間が良いです

 

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