2019年2月、カレーの好きなあるじ君は、本場のタイカレーを食べたいとの思いを満たすために、生まれて初めて、3時間以上の飛行機の旅にチャレンジしました。
しかも、一人で飛行機に乗る事は怖いので、家族全員と引率には、タイの友人とイギリス人を誘い旅をしました。
私は、この時とばかりに、タイの食文化を学べると聞いていた、料理教室に参加してきました。その時の思い出の旅を纏めてみました。
優雅なはずの空の旅でも家族騒動
今回のチャレンジは、福岡空港からバンコクまでエコノミークラスの直行便で5時間程度の飛行機の旅です。
一番心配していた団魂世代のあるじ君ですが、いったん乗ってしまえば、本人は、どこ吹く風でして、日本国内の飛行機より、国際線はゆったりとしていると、喜び、ドリンクサービスで、スパークリングを飲み、温かい機内食を嬉しそうに眺めて完食。
そして、トイレにも行かずにスーコン、スーコンと、寝息をたてて、気持ちよく寝ていました。
そんな状態の父親を心配する息子は、トイレに行くように声をかけるのですが、当の本人は爆睡していて動きません。
息子は、何を思ったのか?
父親の胸の動きを確認したり、故意的に寝ているあるじ君の手や、足をあげてあげるといたずらっ子を演出…
あるじ君は、息子に、「触るな!!人が気持ちよう寝ているのに」と忠告し、また、寝る。
家族皆、それぞれに、いかなる場合でも、自分の生活のリズムを崩さない、そんな状態の飛行機の旅でした。
アナンタラホテル
今回の旅で経験したい、グルメの旅の筆頭に上がったのが、アフタヌーンティー
その、アフタヌーンティーが楽しめ、更に、国際豊かで、特に、タイ料理が朝食バイキングで味わえて、ルーフカクテル、スパも楽しめるセットのチョット贅沢なホテル滞在にしました。
そのホテルは、アナンタラホテル、高級デパートが立ち並ぶサイアムスクエア近郊にあります。
アナンタラホテルのエントランスは灼熱の太陽で渇きった体を季節の花々、緑の香りで癒してくれました。
ホテル内は素晴らしい画が天井まで広がり、四季を芸術と花々で彩っています。
広いロビーでは、ピアニストによる生演奏が流れていました。
マリアージュフレールのアフタヌーンティータイム
アフタヌーンティーは、ピアニストによる生演奏を聞きながら、頂けます。
素敵な空間でのバイキング形式のアフタヌーンティーは飛行機移動の疲れを吹き飛ばしてくれました。
また、現地の友人が会いに来てくれたのですが、友人も、追加料金で一緒に参加でき、待ち合わせ場所としても、便利です。
アフタヌーンティーは、贅沢なほどに使われたバンコクならではの、食材です。
日替わりアフタヌーンティータイム
上記が基本のセットです、後は、お菓子の家の様なバイキングから自由に選びます。
フルーツ、ハーブ、お野菜で彩られたケーキ、ムース、サンドイッチのハム、パイ、タルト、等々、アフタヌーンティーは時間を忘れてゆっくりと過ごすことが出来きました。
噂のアールグレイ・マティー二も想像以上の香り、口から鼻腔へと伝わる、芳醇な味と残り香りはたとえようが無い、とにかく、食材もさることながら、一つひとつの真心が伝わるもてなしに心洗われました…
室内にも嬉しいサービス
お部屋の掃除の後は、毎日代わるタイの名菓とチョコレートを果物
ベッドメイクの後は欄の花が嬉しいです。
食の歴史クッキングスクール
宿泊先のバンコク、アナンタラホテル近郊でマーケットツアー&【ソンポンタイクッキングスクール】に参加しました。
団魂世代、男子厨房に入らず時代のあるじ君は、最初は、参加拒否をしていましたが、企画が、野外マーケットを訪れ、タイの食文化に触れる事が出来て、新鮮な食材の調理方法が学べるという事に、興味を持った事と、一番大きな理由は、娘が察するには、ホテルに一人残される事とが嫌で一緒に参加する事とにしたようです。
私も、一人残していきますと、あるじ君の御機嫌が心配になり、クッキングスクールに集中できませんので、全員参加は、とても安心しました。
あるじ君は、私にとっては、何処に行っても、どのような状態でも、心の平穏を願いながらもは、ハラハラしどうしなのです。
一緒に居なくても気になる、一緒にいても、気になるそんな存在感のある方なのです。
例えば、料理教室の先生の前でもです…あるじ君が、駄々をこねないか?包丁で怪我をしないか?心配ばかりです。
さて、本題の料理教室についてです。
場所は、シーロムと言うところで、ホテル近くのバス停に集合して、他の観光客、五組と共に迎えの英語の上手な、インストラクターと共に過ごす盛りだくさんの企画でした。
クッキングスクール生は皆すぐに、溶け込みました。
参加者は、国際色豊か
其の日はあいにく、フランス人の参加者が数グループ他、他国でアジア人、日本人の観光客の参加者はいませんでした。
ほとんど料理に一日取られるツアーなので、本当に食文化に興味のある同志の時間は真剣かつ、盛り上がりました。
迎えに来た車3台で、野外にあるマーケット向かいました、タイの人々の朝市を見学しながら、タイ料理の歴史から、食文化と、新鮮な食材、スパイスについての現地視察をしながらの授業です。
スクールはマーケット近くにある住宅街の中にある、自宅を開放して営ん居る家族経営のこじんまりし、スクールで、タイカレーのペースト作りから始まり、タイで昔から親しまれていると言う、ココナッツのスイーツ、パッタイ、野菜の包丁入れ方までの匠料理人としての内容の濃いスクールでした。
本格的調理人教室
イメージしていた、ちょい住み料理教室とは全く違っていて、タイの歴史と料理のコツを付き切りで指導してくれました…
スパイスをたたきカレールーを作ります。
受講者全員での競争があり、どのグループが一番綺麗にスパイスをつぶし、クリーミーに仕上がっているかを競いました。
因みに私達は5組中3番でした。
上記の写真はあるじ君作です。
真ん中の花びらは、熟したトマトの皮で作りました。
皮を剥いたトマトを添えて、出来上がりです。
タイの先生から、良くできていると、写真を撮って貰っていました。
まとめ
朝ホテルを出て、作った食事を食べて現地解散、思い出のレシピ本、約三千円は満足感がありました。
マーケットツアー、食事、ツアーに参加した他国の人々と半日過ごし、楽しかったので、勿論すべて一人前なので食べきる事が出来ずにホテルへ持ち帰りました…
あるじ君は、すっかり、料理人になったイメージが出来上がり楽しんでいました。
香り良いスパイス効果モチベーションが上がったのか、特に、トマトの皮で花びらを作る事と、中華鍋で勢いよく振り、パッタイを作る作業が気に行った様子でした。
最後に
花々と共に祈り、心身が整い願いが叶った旅でした。
国外の旅と言う、冒険であったが、ゆったりと自由に過ごせ、素晴らしい歴史と充実したクッキングスクールで学んだレシピは私の十八番となっています。
祈り文化の違いを肌で感じました。
タイでは、願いが叶ったら神様に舞踊や、音楽を奉納する習慣に感動しました。
何よりも奉納の際に納めたお金の使い道が医療と言う、使い道がはっきりしている事も嬉しく神聖な気持ちが湧き起りました…
私事だが、神聖な祈りの御利益か?
あるじ君の再就職の願いが叶い、次の年も行く事となった…