2021年12月30日福岡で、偶然立ち寄った高取窯味楽さんの餅つきに参加させていただきました。
お餅がとても、美味しかったので、その餅つきの様子と、猿田彦神社のお参りについてまとめてみました。
猿田彦神社
2022年1月7日、当日時は猿田彦神社のお参り日でした。
本日は、その猿田彦神社のお参りについて毎年欠かす事のない、友人や隣人の話しとその様子を簡単にご紹介いたします。
猿田彦神社は、猿にちなみ「災害が去る」「幸福が訪れる」と言う事で、この藤崎の猿田神社は唐津街道の出入り口に建設された数百年の歴史を持つと言われています。
昨年、令和3年より、宮司さんも在中しておられ、更に活気が出てきた神社です。
お参りに来られる、早い方は3時ごろから皆様並んでいらっしゃるそうです。
私は、5時頃友人が並んでいるとの事で、会いに行きましたが、長蛇の列で人だかり、探すことを諦めました。
大和伝説の案内人のお猿さん、災難を去り、福を授ける猿のお面を求めてお参り。
1月8日の夕方は、閑散として何時もの静かな神社でしたが、宮司さんや、巫女さんが御祓いを行っていました。
上記の写真は、1月8日、私は、翌日のお参り…一人ゆっくりと自然に触れてみるのも厄払いかな?
我が家の餅つきの由来
私は、祖母から、稲には「稲の魂」「穀霊」が宿っている、神聖な物であり、自然の恵みを沢山いただき育ったお米を食べると、体に力が湧いてくる大切なものであるので、一粒残さずに大切に頂くように習いました。
所で、その米を使ったお餅を何故?年末に突き丸めて、固め御飾りにするのでしょうか?
魂が宿る穀物ですから生命力のある、めでたいものとして、皆で餅をつき、喜びを分かち合うと言う、それで、我が家では、正月には餅つきをするようになったと、祖母から伝え聞いています。
高取窯味楽流餅つき大会
12月30日10時より、高取窯で行われる家族の餅つきに参加してきました。
家族のみの予定が、高取窯味楽、当代の威勢の良い臼の音と、声が、千坪の敷地を超えて、近所中に渡り、私達同様に、通りがかりの人々が敷地の柵を開けて、立ち寄ると言う、華やかな場面もありました。
上記の写真はもち米を蒸しています、まきの火力はすごいです!!
臼を高温のお湯で温めています。
米粒を素早く丹念につぶします。
上記の写真は、そろそろ、重くなってきて、力が入ります!!
味楽氏によりますと、出来上がったお持ちの滑らかさは95パーセントがこの作業が大切と言う事で、頑張ってこねています。
サー!!呼吸を合わせて打つ人、手でたたむ人の声と、臼の音が鳴り響いています。
杵で良くついて、御餅のひきを良くします。
最後のひとつき
16代久彰さんが手際よく餅を丸めて、臼から取り上げます。
温かい内に素早く、丸めるのですが、丸くちぎる作業は、相当の力と、コツが必要です。
男性もトライしていましたが、指の力が必要な事に戸惑っていました。女子の方が指の力は強いかもです。
味楽流餅の食べ方
①3臼程度ついて、お米を蒸しながら、餅をつくのは一休みします。
そして、御餅が温かく、柔らかい内に、餅をおろし大根、生醬油、七味で食べる。
②心も、体も力が湧いてきて、餅をつき丸めるのですが、今度は、甘ーい小豆の御餅。
③最後は、朝届いた、釣りたてのカキを焼いて食べます。
④その残り火で、あんころ餅を香ばしく焼き食べます。
餅つきのまとめ
①もち米は前日から研いで水に浸しておく。
アドバイスもち米は、崩れやすいのでさっと洗い流す程度で良いです。(数回水を変えると濁りが取れ、水が澄んできます。)
②一度水で濡らし方絞りにした蒸し布巾を蒸し器に敷き、水気を切ったもち米を蒸し器にのせる。
③お米の量や、火力にもよりますが、もち米は30分くらいで蒸せます。
④餅をつくとき手を入れて、貰いながらつく、
⑤合間の手は、餅を外から中へ織り込むように手を動かします
⑥餅をついている時、杵に餅がつくようになったら、餅全体を、均一につくために、途中、粒がの子ら無いように、餅全体を上下返す。
調味料
①おろし大根多ければ、多いほど良いです。
②好みの生醤油
③七味
④あれば、柚子胡椒
⑤好みの沢庵
福岡ヒルトンホテルの初詣
2021年12月31日~2022年1月1日まで、福岡ヒルトンホテルを予約していて、仕事の都合で、2021年12月31日に、宿泊で出来なくなった友人の代わりに、私が福岡ヒルトンホテルに宿泊することになりました。
天気にも恵まれて、広い窓から景色が展望でき、初日の出を贅沢な程に浴びる事が出来ました。
2022年1月1日玄界灘が全貌でき、ゆっくりと朝日が昇ります。
午前7時20分頃やっと顔を出してくれました…
カメラを処ではありません、日の出をゆっくりと楽しみました。
朝食は初詣を浴びながら
オムレツは、トッピングに明太子と、チーズ、きのこを2倍にして貰いました。
実は前列の女性がそのようにして貰って美味しそうでしたので。
イチゴメロンパン香ばしくて、美味しかったので2個頂きました。
一口おむしびも、シェフが目の前で握ってくれました。
糊の芳ばしさと、ほんわりあたたかで、塩加減を程よくて、高菜や、明太子が際立ち優しいお結びでした。
最後に
年末、年始と高取焼の餅つき大会に参加出来たり、福岡ヒルトンホテルで、初詣が出来たりと、偶然が重なり、とても充実した日々を過ごす事が出来ました。
初詣の力ずよい、日本人ならではの、神聖な伝統儀式、餅つき、陽の光が皆様にもお伝えしたくて、ブログを書きました。
2022年旧暦のお正月は2月1日です、中国や、沖縄では、旧暦にお正月を迎えるそうです。
私もお正月を再度味わってみようと思います。
中国式で、水餃子でも作ってみようかな…
最後まで読んで頂きありがとうございました。
おまけ寅年のご利益のお話し
年末、何故?私が高取窯味楽美術館に伺ったかと言うと、弟と、娘が寅年で、今年の干支、寅年のお茶碗が欲しかったからです。
友人の話しによりますと、今年の干支、寅年は特に威勢が良いので、寅年の方が近くにいると、良いとの事でした。
私の年末、年始は、寅年の弟や、娘の関係の出来事でそのご利益でしょうか?
可愛い寅さんの目です。
皆様にもご利益がありますように…
因みに、茶道の先生の所持品龍のお茶碗です。
龍のお茶碗