今回は懐かしい台湾の写真と、お香探しの素敵な出会いのある、鉄道の旅のをしました。
花博覧会
下記は2010年花博博覧会に訪れた時写真です。
広大な土地に、贅沢な程の花を使った博覧会場でした。
思い、おもいに、写真を撮る人々
上記の写真は夜店が出る少し前の風景です。
台湾でお香屋さんを探して
今から、7・8年前の事、お茶が好きで台湾にお茶を買いに行くと言う、旅慣れた知人に同行させて貰った時の事です。
今でも香りに導かれた奇跡としか思えない幸運の旅の話しです。
先ず、私達が時々訪れているお茶屋さんに行き、市内のお香作家さんを紹介して貰いました。
その、お香作家さんの話しによりますと、福興郷(ふくこうきょう)に幾つかお香公房があり、お香の歴史と文化体験ができると言う、翌日、私達はお茶屋さんが紹介してくれたお香にも詳しい老舗お香屋さんを訪ねる事にしました。
田園風景を楽しむ鉄道の旅
福興郷に行く、鉄道の旅は快適でした。
古びた駅にゆっくりと止まる、風光明媚(ふうこうめいび)!!
景色を眺め、沢山の呼吸をして、時間がゆっくりとながれていく感覚、始めてなのに…
各駅で、途中下車し、記念のスタンプ押したりと、共にで出会った人々と、童心に戻り楽しい時間を過ごせました。
田園風景や、村落は懐かしく、長い時間いたかのように、今でもその清々しい、田園の香りは私の記憶の中にとどまっています。
また、余談になりますが、嬉しい時は必ず、感謝の気持ちが沸き起こり、思い出す女性達ががいます。
自然を愛し、香りを愛したエリーザベート、自然体のオードリーヘップバーン、知的な旅の案内人、ジャーナリストの兼高 かおる…共通点は素晴らしい微笑み、空想の世界に浸るのです・・・
福興郷にあるお香公房を探して
思い返すのが出来る瞬間は、親切な駅員さんがタクシーを手配し、金額も交渉して目的地まで連れて行ってくれたことです、実は、田園をタクシーで1時間以上ぶっ飛ばすのでした…
親切なタクシー運転手さん
やっとたどり着いた場所が、閑散とした中にある一軒のお香屋さんに案内して貰いましたが、しかし、お休みで、タクシーの運転手さんが僅かに空いているドアを開け、声をかけてくれました。
しばらくして、店主が奥から出て来て、今思えば、台湾のお香文化が知りたいと、訪ね歩いたので、老舗卸販売のお香の問屋さんを紹介して貰ったようです。
親切なタクシー運転手さんはお店の店主と何やら話をして、メイヨウ、メイヨウと、砂ぼこりと、排気ガスをふりまき、勢いよく立ち去ってしまいました。
老舗お香本家
店主はメイヨウ、メイヨウと笑顔で私達を店の中に招いて、おもむろに美味しいウーロン茶と、パインケーキで、もてなしてくれました、そして、自社製品の歴史から、お香について色々話してくれた。
上記の写真はタクシーが案内したお香やさんで買ったお香、香りは、台湾で試し聞きした、沈香香木に直接火をつけて燃やした香りと同じような、贅沢な天然の沈香の香りがします。
店主は、お香文化に興味があるのであれば是非、公房を訪ねて社長の息子と話して欲しいと言う事で、私達は休日の公房を訪ねる事にしました。
親切にも、その店主の息子さんが車で、迎えに来てくれました。
施金玉沐香齋有限公司社長のおもてなし
私達は、果てしなく続く田園風景を、40分程度、車を走らせて、公房に辿り着きました。
天然植物の調合お香
上記の写真は金木犀の花を摘み丹念にお香に仕上げた潤天然の香り、開発に大変時間と労力がかかったそうです。
そこは、台湾の香りと歴史が学べる公房でした。
工房がお休みで、社長自ら、公房を案内して貰い、お香の歴史やお香文化について話しを伺う事が出来ました。
社長によると、お香の材料である天然沈香香木が姿を消す中、天然の花の香りのお香製品開発に向けて研究しているとの事でした。
当時、天然の素材なので、賞味期限が短いとの事でしたが、特別に新製品を分けて貰いました。
今でも秋を思わせる金木犀の花ビラを焚いた時に香る、自然な香りが漂います。
開発に熱心な若社長から、工房で、貴重な東洋の香り文化を学ぶことが出来き、贅沢なほどに、お香を試し聞きする事ができました。
施金玉沐香齋有限公司へのアクセス
まとめ
私達を案内して、駅まで高速飛ばして送って下さった社長さん、お互いに、香木が無くなり、植物が少なくなる中で、天然の香りを伝えていこうと誓い別れた、老舗お香屋さん一家。
会いたくなりました。
福興郷(ふくこうきょう)の旅を願いつつ…
(おまけ)松山千春 大地と大地の中で・振り返るのは、まだ若い…🎵
Google検索 大地と大地の中でを聞きながら…
おしまい