昨日は春の七草粥を作りました。
本日は、我が家で人気の玄米で作った七草粥を纏めてみました。
1月7日の七草粥の由来
春の七草は、1月7日、では何故食べるのでしょうか?
日本では、奈良時代や、平安時代、医学が進歩していないとき、病気になったのはめに見えない、霊や、キツネのようなものによるいたずらと信じられてたことがあり、神社や、お寺では憑き物落としや、健康を祈る御祓いが行われていました。
また、年が明けて初めて訪れる節句が「人日(じんじつ)」と言う節句です。
そして、春の七草は早春に芽吹く事から、邪気を払うと言われていて、七草を1月7日、節句の日に食べ、1年の無病息災を祈るようになりました。
七草で心身をいたわる
中国では、春の七草で温かいスープを頂き、体の中に滞っている邪気を(中医学では邪気とは身体を侵し、病を引き起こす病因)を払います。
分かりやすく申しますと、(デトックス)野菜の繊維質や、苦み成分で胃腸を整える事が出来ます。
例えば、昨年までの我が家のおせちは、保存のきくがめ煮や、お肉、いりこや、するめ等、消化に良くない食物が主となっていました。
そのため胃腸が疲れてくるようで、3日目には胸やけ症状で苦しくなり、家族からのリクエストは激辛スパイスカレー、いよいよ、胃がただれたのではないかと思う胃痛症状を訴え、食欲不振、不眠の話題でした。
家族の健康を一手に引き受けている私は、正月明けはいつも献立に悩まされていました。
しかし、今年のお正月は、基本のおせちや、雑煮以外に、小松菜や、カツオ菜、春菊など、香りと苦みの強い野菜を沢山食べる事を行いましたら、お正月明けの言葉にならない、胸やけ症状の悩み話題が無く、元気に過ごす事が出来ました。
余った七草で香ばしい椀物
本日は、1月13日、スーパーに行くと、1月7日用の七草が半額になっていましたので買ってきました、そして、出汁パックで精進椀を作りました。
材量2人分
①好みのお米:玄米ご飯
②七草:芹(せり)薺(なずな)御形(ごぎょう)繁縷ら(はこべら)仏座(ほとけのざ)菘(すずな)蘿蔔(すずしろ)
③出汁:生椎茸5枚・煮込み用こぶ10センチ1㎝程度に切った物・好みの出汁パック
④調味料:塩・酒・白だし・みりん少々
叩く 切る
ポイント七草は、繊維質を壊さないように軽く切る、叩くを繰り返し、食べやすい口当たりにカットする。
因みに上記の写真の私は右効きなので右てに包丁、左手に棒を以てトントン交互に下ろしています。
調理方法
上記の写真は、塩、酒を少々入れた少し柔らかめの玄米ご飯です。
好みの大きさ、野菜を摘めます。
アドバイス:蒸しなおした御餅や、白玉団子でも美味しいです。
ごま油(好みのオイル)を小さじ一杯程度鍋に馴染ませます。
こんがりおこげの香りが立ち上るように、蒸し焼きにします。
出汁:七草お結びを取り上げて、お好みの出汁パック1、生シイタケ3個、出汁こぶ50センチ、お湯6百CCを加え、塩、酒少々、白だし、みりん少々で味を調えます。
野菜鍋で胸やけ解消
食欲の秋から本当に、美味し食材が豊富のこの季節は、根菜や果物が豊富で、つい、食べて過ぎてしまい1月は、胃腸に疲れが出てくる季節と言われています、…そんな時我が家では、食物繊維たっぷりの葉野菜でデトックスを行います。その料理に欠かせない一品が葉野菜蒸し鍋、皆様の食卓の一品に如何でしょうか。
材料2人分
2人前
お勧め野菜:キャベツ中判個、小松菜2束、にら1束、
きのこ類:エリンギ、エノキ、あれば干椎茸や、生シイタケ、
昆布類:酢昆布、お結びコブ等…
調理方法
①野菜を綺麗に流水で洗う
②鍋に、好みの油を小さじ一杯鍋底に馴染ませる、
③上記の写真の様に、キャベツの硬い部分、小松菜の硬い部分を鍋底に敷き詰めるように置きます。
④きのこを置く一番上に野菜の葉と、にらを置く、最後に残していたきのこを置きます。
⑤お好みの酢昆布を振りかけて、水2CC、酒、みりん少々を入れ蓋をします。
⑥好みの柔らかさになったら、ソースで頂きます。
我が家は、だいだい入り、ゆずぽんを出汁でのばして頂きました。
まとめ
沢山のきのこや、質の良い御出を吸い込んだ、熱々葉野菜料理は食べて、満足感があり、油分、塩分も控える事が出来ます、そして翌日の排便もスムーズで、何より安上がりです。
我が家の、美容を気にする若い世代の家族には欠かせないメニュウになりました。
家族は、チーズを重ねたり、お肉を重ねたり、柚を重ねたり、カレー粉をかけたりと、アレンジも豊富に楽んでとの事です。
胃腸が弱まり、皮膚が乾燥しがちなこの時期に潤いを与える意味でも便利な緑野菜をこれからも食べて快適に過ごせたらと思います。
おまけネーネーズ(街の風に吹かれてユラユラと)♪
初夏ジントーヨー/ネーネーズを聞きながら
主婦に集中して、書けなかった、久々のブログ、最後まで見て頂きましてありがとうございました。
緑の好きな皆にとって素敵な年になりますように…