11月7日~11月14日8日目、筑前前原市で糸島ブランド新鮮野菜と肉を購入しました。
この食材を使って、沖縄のおばあさんから教えて貰った、体を芯から温め、沖縄から沖縄に伝わる、知恵の長寿スープ(だし汁の事)・煮つけ・ジュウシー作ってみました。
沖縄流お腹が汗をかくスープの取り方
沖縄料理の基本だしは、昆布・椎茸・かつお節です。
日本食の基本材料ですが、お肉の選び方や、スープの取り方が沖縄と違います。
沖縄の気候風土から編み出した、先人の生活の知恵を改めて、感銘を受けました。
それは、冷蔵庫のない時代の保存不法です。
材料
1)材料:豚ももブロック肉(沖縄ではBロース)と販売しています。
2)お近くのお店で売っているあら塩手のひら一掴み
作り方
基本豚汁だしの取り方
1:お肉を水で軽く洗い流して、手のひらで一掴みしたまんべんなくあら塩をすり込み、さっと洗い流すこの作業で、肉についている雑菌を取り除く事が出来、豚肉あくや、特有の豚臭が軽減され、風味が良くなる。
2:再度、塩を一掴み、豚肉にすり込みビニールに入れて30分程おく。
3:肉についた塩をさっと洗い流すとあら不思議、
ヌメリが無くなりさらに、艶々のピンク肉色に、変身ひと手間加えるだけで、豚肉の臭みや、肉質の食感が良くなりますし、冷めてもパスパスせずに、美味しくいただけて、ハム代わりになります。
4:鍋に2ℓの水を入れて、3の肉を入れて沸騰し始めて、豚肉特有の匂いの素が飛ぶまでコトコトと蓋を開けて煮ながら、アクを綺麗にすくい取る。
5:アクを取り除いたら、蓋をしてめて肉が柔らかくなるまで中火でゆっくりと煮る。
*肉は好みや、必要に応じて調整してくださいね。
はい、綺麗なスープの出来上がり
ふっくら滑らかな触感のお肉が出来ました熱々に塩をかけて、試食してください。
お肉のおいしさが一番に味わえる瞬間です。
ワンポイント
あら塩は、可能でしたらできるだけ、地域で良く使われている伝統の食材塩をお勧めします。
私は、何処へ行くにも地域の塩はもって移動します…それは、大体自分好みの味に近ずき失敗感が、無いです。
何故失敗感が無いか?と言うと、
①旅行先の地域のあら塩と、自分のお気に入りのあら塩で、比較すると、発見があり、楽しんでいるからです。
②買ったあら塩は持ち帰って、地元で旅先の味を再現する楽しみもあります。
ジューウシー(炊きこみご飯)
沖縄の基本スープと、ゆで肉を使って作った応用編沖縄ジューシーです。
上記は出来上がりの写真です。
材料
1)お米先に洗って土鍋に入れて、水に30分程つけて置く
*お米2C
*だし汁1C強
①豚もも肉
②乾燥椎茸:545g
③細切り昆布:5g
④シーチキン小さい缶づめ
⑤塩・醤油:お好みで
⑥シマヤだしの素:お好みで
作り方
1)洗ったお米をざるにあげて15分程度置きます。
2)基本のスープ
3)炊飯ジャーにお米の上に、同分量、+椎茸の戻し汁60CC、②~⑥までの調味料を入れてください。
4)下記の様に、炊きあがるまで混ぜないでください。
(頂くときに、醬油ご飯と、各材料のお味のハーモニーを楽しむためです。)
ちょい住みに炊飯ジャーが無くて、上記の写真は、土鍋ですが、通常は炊飯ジャーの白米炊飯でも問題なく焚けています。
ワンポイント
上記のように材料を加えるので細切り昆布の塩加減を始めの内は塩加減を私は少なめにしています。仕上げにシーチキンを入れて、ふんわりと混ぜ合わせて、ふたを閉めて5分…はい、出来上がり…
煮つけ二人前
沖縄の基本スープと、ゆで肉を使って作った応用編煮つけです。
材料と下ごしらえ
①基本のスープ1C+水2C
②乾燥椎茸:2枚(15分程度ぬるま湯につけて置く)
③おでん用結び昆布:4個
④豚もも肉:2㎝程度にスライスした肉4枚(だしを取った豚もも肉)
⑤こんにゃく:4切れ(前もってあく抜きをしたもの)
⑥人参:中半分、斜め切
⑦大根お好みですが、2センチ角の長方形に切った4切れ
⑧固め揚げだし豆腐2個
⑨糸島さん天ぷらかまぼこ1枚
⑩調味料:塩・みりん・酒・醤油・シマヤだしの素
作り方
1)鍋に①のだし汁と、水C2に②と、③を加えてひと煮たちさせます。
2)調味料のみりん、酒、7,5CCを加えます。
3)④から⑨まで全材料入れて、ゆっくりと大根、人参が煮えるまで煮ます。
4)3)の野菜が煮えたら、一旦火を止めて、小さじ1(好みで良い)味付を整えます。
5)材料にスープがしみ込んだら出来上がり、再度温め直して好みで、だしの素を加えます。
ワンポイント
糸島で出会ったおばあさんのお勧めかまぼこを煮つけに入れました。
ちなみに、糸島のおばあさんも、かまぼこを煮つけや、野菜と一緒に炒めると美味しいとの事です。
出来上がりの写真です。
湿度の高い地域の知恵
食べ物の、腐れやすいのは沖縄だけではありません、私は海で四方に囲まれた四国に住んでいますので、湿度が高く直ぐにカビが生えたり、腐ります。
ついまとめ買いした肉を冷蔵にそのまま入れて、その上、忘れて、翌日には、びちょびちょに庫内がなってしまうので、この知恵は便利な下ごしらえだと重宝しています。
愛情たっぷりで、美意識が詰まったおばあさんのお料理、安くて、元気の素の、知恵袋に感激です…
パワフルなおばあさんの「肉汁(スープ)を飲んだら、【お腹が、沢山汗をかくからダイエットになるんだよ!!!】、体が良く動しさー、頭の回転も良くなる!!」と言う事葉が印象的でした。
糸島産豚肉の風味とコク
今回調理して食べた糸島産豚肉は、沖縄のアグーという豚肉の肉質のように、口溶けが良くて、だしが沖縄の風味と良く似ていましたので、沖縄で食べたそば汁が再度食べたい、或いは、知りたい方は作ってみてください。
ここ10年間の旅行記ちょい住みでの、風味が似ていると感じた豚肉をまとめてみました。
沖縄県産・宮崎産・鹿児島産・高知県宿毛産・愛媛県産・韓国産・オーストラリア産・スペイン産・ブラジル産・アメリカ産・ロンドン産
私が基準としている肉質とは、風味・触感(茹ででも喉とうりが滑らかな触感肉)・
澄んだスープが簡単に取れ、ゆでている時でもその香りで元気が出てくる、旨味とコクです。
まとめ
今回のちょい住みの旅で、判明したことがあります。
沖縄のおばあさんから教えて貰った長寿スープだし汁の取り方は、実は沖縄のスープの取り方だけではなかった事です。
それは、糸島のスーパーで出会ったおばあさんによりますと、糸島でも、冷蔵庫等、ない時代には、塩漬け肉があったとの事です。
食べる料理は、今回のレシピと同じように、スープを取り、もつ鍋や、ラーメンの汁に利用していたそうです。
そう言えば、糸島おばあさんによりますと、隠し味として、仕上げの最後に牛乳を入れるそうです。
私も2人前(1ℓ)のスープにお玉杓子一杯半程度入れてラーメンを作りました所、味がとてもまろやかになりました。
糸島ブランド肉ですので気になるお値段ですが、スープ用もも肉ブロックは100g(148円)でした。
昨日はしゃぶしゃぶ豚肩ロース肉は
通常は1パック(245g)で680円が
昨日は特別売り出日でしたので608円でした。
育ち盛りのタンパク質摂取量としましては、15歳から17歳くらいの子供たち4人分弱位かしら。
上記の写真は参考資料です。
Aコープ前原駅商店
下記はアクセス方法です
福岡空港から地下鉄JR前原駅に一本でいけます。
前原南駅を降りると、0分で地元のちょっとしてた商店が並んでいて、地元の方で賑わっていました。
駅隣接商店の一つに、百均や、糸島産卵できたケーキ屋さんで、ちょい住み用のピクニック用品、何でも揃いますし、Aコープでも日用品も何でも揃います。
私達は雨に濡れたので、百均で着替えまで購入しました。
旅行者に大切なのは、トイレです、前原駅内にトイレもありました。
Aコープ前原駅商店の専用駐車用も隣接しており、車の方は、1時間まで無料で使えます。
アクセスは下記の通りです。
(おまけ)Janet Lynn 1970年 US Nationals
最後まで読んで頂きまして、本当にありがとうございます。
1970年と言えば大好きだった「妖精・ジャネット・リン」フィキュアスケート
日本でも、店頭にスケートシューズが並んでいた時代ですよね・・・?
Google検索 Janet Lynn ドビュッシー牧神の午後へ前奏曲
聞きながら・・・